“戦争の昭和”の軌跡を正確に撮影してきた写真家、江成常夫の写真を収録。未曾有の仕事の本質を論じながら、もう一つの戦後日本を浮き彫りにする。
伊藤俊治
15年にわたって団地作品について語るイベントを開催してきた集団が、団地作品の歴史を通覧。社会、風俗、家族、ジェンダー、創作など多様な観点から社会の変遷とフィクションの役割を考える。
団地団(大山顕・佐藤大・速水健朗・稲田豊史・山内マリコ・妹尾朝子)
独自のダイナミックな建築論、過去から現在、そして未来をつなげる都市論――世界が注目する建築家が初めて明かす、その半生と仕事術! プロフェッショナルの仕事論としても役立つ一書。
永山祐子
一九二一年三月、嘉納治五郎の制止を振り切って柔道家と米国のプロレスラーが靖国神社境内で相まみえた。この出来事は「サンテル事件」と呼ばれる。本書はこの歴史的一戦の意義を問い直す。
藪 耕太郎
超大国の政治家以上に人々を動員する力をもつ宗教指導者たち。彼らの素顔と行動原理を知らずして、危機に晒された国際政治を展望することは不可能だ。未曽有の危機に、池上彰が問う渾身の一冊!
池上 彰
甲子園を沸かせた高校野球の怪物たち。彼らはその後、プロとして大成功した者もいれば、さほどの成績を残せず引退した者、あるいはプロになれなかった者もいる。その分かれ道はどこにあるのか?
ゴジキ
広島・長崎が核攻撃を受けて80年。この悲劇を背景にしても核使用の危険性は高まっている。本書は核保有を正当化してきた抑止論の本質を歴史的論理的に解明。日本の採るべき選択肢を提起する。
豊下楢彦
著者は福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに「地方創生」の現実を突きつける。「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の調査報道に、追加取材をして構成した一冊。
横山 勲
二宮和也による初めての〈新書〉。あえて文字だけの表現に挑戦し、さまざまなテーマで縦横無尽に語る。40代になった著者二宮が、これまで考えてきたこと、いま考えていることを凝縮した一冊。
二宮和也
劇団四季を率い、日本を代表する演劇プロデューサーだった浅利慶太。主要作品の分析とともに、ショー・ビジネスの頂点に立った浅利がたどった劇的な軌跡を戦後日本の精神史の中で描く一冊。
菅 孝行
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