北朝鮮とイラン 福原裕二/吉村慎太郎

キタチョウセントイラン 北朝鮮とイラン

レーベル名 集英社e新書
著者 福原裕二/吉村慎太郎 フクハラユウジ/ヨシムラシンタロウ
配信開始日 2022年08月24日

ウクライナ戦争後、国際政治上の最大の焦点。
時のアメリカ大統領に
「悪の枢軸」と名指しされてから20年。
2つの国家は、
なぜ「核」を通じて既存の秩序に抗うのか。
そして、今後の展望とは――?

二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指しされた北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?
本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。

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