世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史 団地団(大山顕・佐藤大・速水健朗・稲田豊史・山内マリコ・妹尾朝子)

セカイハダンチデデキテイルエイガノナカノシュウゴウジュウタクナナジュウネンシ 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

レーベル名 集英社e新書
著者 団地団(大山顕・佐藤大・速水健朗・稲田豊史・山内マリコ・妹尾朝子) ダンチダン/オオヤマケン/サトウダイ/ハヤミズケンロウ/イナダトヨシ/ヤマウチマリコ/セオアサコ
配信開始日 2025年08月08日

戦後の住宅インフラを支えてきた団地。日本においても、戦後すぐは先進的な生活の象徴として、現代では20世紀へのノスタルジーの対象として、70年以上にわたってあらゆる世代の人びとがこの集合住宅に想いを託してきた。そうした時代の流れは団地が登場するフィクション=「団地作品」にも反映されている。
本書では15年にわたって団地作品について語るイベントを50回開催してきた集団=「団地団」が、団地作品の歴史を通覧。社会、風俗、家族、ジェンダー、創作などさまざまな観点から、戦後社会の変遷とフィクションの役割を考える。

【著者略歴】
団地団(だんちだん)
団地トークユニット。2010年結成。ライター・編集者の稲田豊史、写真家の大山顕、脚本家の佐藤大、漫画家の妹尾朝子(うめ)、ライター・編集者の速水健朗、小説家の山内マリコが中心メンバー。著書に『団地団 ベランダから見渡す映画論』(キネマ旬報社)。2025年3月12日から8月24日にかけて高島屋史料館TOKYO 4階展示室で「団地と映画――世界は団地でできている」を開催。

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