日本武道は今や国境を超えて世界的な注目を集めており、実践者を増やしている。17歳で日本に留学以来、武道に魅せられたニュージーランド人の著者がその効用と熟達について考える。
アレキサンダー・ベネット
誰もが一度は聞いたことのある日本の教養書。が、タイトルは知っていてもページすら開いたことのない人がほとんど。そんな作品を、東京大学教養学部長を務めた著者が再読。名著の熱を味わう。
石井洋二郎
金大中拉致、朴正煕大統領暗殺、光州事件、大韓航空機爆破…。あの重大事件の舞台裏とは? 朴正煕、全斗煥、盧泰愚の軍政から金泳三、金大中の民主化まで、韓国現代政治を表と裏から振り返る。
永野慎一郎
少年犯罪を取材してきた著者のもとに、殺人を犯した長期受刑・水原紘心(仮名)から手紙が届いた。水原は著者との文通を通じ、自身の罪の重さ、被害者遺族の心情、自身の内面と向き合っていく。
藤井誠二
K-POPからJ-POPまで、老若男女問わず「見る/踊る」ダンスへの関心は高まっている。しかし、そのダンスの何がすごいのか、どんな難しさがあるのかを説明するのは難しい。本書では、世界を席巻した『Dynamite』や『B…
ARATA
他者と働くということは、一体どういうことか? なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか? 本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりば…
勅使川原真衣
2019年10月の火災で焼失した沖縄・那覇の首里城。焼けたのは平成に再建されたもの。だが、首里城が失われたのはこれが初めてではない。民間人含む20万人もの犠牲を出した第二次世界大戦の沖縄戦では、日本軍第32軍…
保坂廣志
近年、全世界的に患者数が急増している「化学物質過敏症」。現在の患者数は約120万人で、潜在患者は1,000万人以上とも言われています。誰にでも発症の可能性があり、一度罹患すると日常生活や社会活動に著しく支障…
渡井健太郎
2022年7月の安倍元首相銃撃事件後、統一教会 (現・世界平和統一家庭連合)と政界の癒着を中心に多くの報道があった。だが、メディアが報じたのは全体像のごく一部だった。教団をめぐる多くの問題が残されたまま事…
有田芳生
新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著…
杉田 敦
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