江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか 安藤優一郎

エドバクフノカンセンショウタイサクナゼトシホウカイヲマヌガレタノカ 江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか

レーベル名 集英社e新書
著者 安藤優一郎 アンドウユウイチロウ
配信開始日 2020年11月20日

〈持続化給付金〉は、わずか12日間で給付完了! 江戸時代にも、日本は感染症(天然痘・麻疹・インフルエンザ・コレラ)に苦しめられた。とりわけ、人口100万超の「過密都市」江戸は被害を最も受けやすかったが、都市崩壊のような事態には至らなかった。時の幕府が、医療政策と社会福祉政策に力を入れたからである。徳川吉宗、松平定信らは感染拡大にどう対処したのか? 当時の〈持続化給付金〉の財源と給付対象は? ワクチンはどのように普及したのか? 現代に通底するトピックを織り交ぜながら、江戸の町がいかにして危機を脱したかを解き明かす。

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