レーベル名 | 集英社e新書 |
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著者 | 阿部公彦/沼野充義/納富信留/大西克也/安藤 宏/東京大学文学部広報委員会(編) アベマサヒコ/ヌマノミツヨシ/ノウトミノブル/オオニシカツヤ/アンドウヒロシ/トウキョウダイガクブンガクブコウホウイインカイ |
配信開始日 | 2020年07月03日 |
一連の「国語」改革は何が問題なのか? 東大文学部の有名教授陣による、緊急講演録! 大学入試改革や新学習指導要領の公示により、「国語」をめぐる様々な変更点が注目を集めている。「論理国語」「文学国語」といった区分が新たに誕生し、新・大学入試共通テストでは実用的な文章の読解が増加する見込みである。また、それに連動する形で、高等学校の「国語」からは文学の比重が減ることが予想されている。このように「実用性」を強調し、「文学」を特殊な領域に囲い込もうとする大学入試改革・教育政策はいかなる点で問題なのか。その変化の背景にある、日本社会全体に蔓延した「ことば」に対する偏った見方とは何か。そして、なぜ今の時代にこそ文学的知性と想像力が重要なのか。東京大学文学部の5名の有名教授陣が、各専門の立場から問題意識を熱く語った、必読の講演録!