レーベル名 | 集英社eコバルト文庫 |
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著者 |
藤原眞莉 フジワラマリ |
イラスト | 鳴海ゆき ナルミユキ |
配信開始日 | 2020年03月13日 |
記紀につづられし女神の寝床、慈悲あふるる神の寛き懐――隠国熊野。長年の夢である熊野詣を果たしたカイは、小さな草庵にテンとともに留まっていた。ある日、カイは山中で蔓に足をとられた小狐を助けた。信太の辰狐を妻とし、大陰陽師の父親であった前世はいまだ他人事。夜、臥したカイを簾越しに訪ねる者がある。その姿、一寸の疑いの余地もない、妖かしの類であった。『杜の遊宴地』【目次】杜の遊宴地/様々果恋草子/夢彩あかく/テン&カイのカンサツ日記 by 鳴海ゆき/杜の遊宴地・割増編(エクストラ)/あとがき