タイのカンボジア難民キャンプで働く修子と会社員の野山は偶然の出会いから互いに強く惹かれ合うが、「自分がやっている仕事の意味に疑問を感じることはないから楽なの」と言う修子は難民キャンプを去ることは考えられない。優秀なエンジニアとして会社の期待を背負い、東京に暮らす野山が修子のために最後に取った行動は……。遠く離れても寄り添う恋人たちの心のうちを鮮やかに描き出す。池澤夏樹はじめての恋愛小説。
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沖縄式風力発言ふぇーぬしまじま講演集
池澤夏樹
小説の羅針盤
母なる自然のおっぱい
明るい旅情
カデナ
花を運ぶ妹
バビロンに行きて歌え
沖縄への短い帰還
知の仕事術(インターナショナル新書)
短篇集 マリコ/マリキータ
短篇集 骨は珊瑚、眼は真珠
叡智の断片
憲法なんて知らないよ
セーヌの川辺
異国の客
科学する心