昭和初期。自由を求め奔放に生きたひとりの女性の日記が出版されベストセラーとなった。それは林芙美子の「放浪記」。いま広く読み継がれている版は、後世の手が多く入り「成功者の自伝」と化していると指摘する森まゆみが、改造社版「原・放浪記」の生き生きとした魅力を紹介する。各章に鑑賞が入り、時代背景や芙美子の生涯についての解説も収録。林芙美子を知ろうとするならまず手に取るべき一冊。
※配信開始日は各書店により異なります。また、書店によっては取り扱いのない作品もございます。あらかじめご了承下さい。
女三人のシベリア鉄道
森 まゆみ
いで湯暮らし
貧楽暮らし
とびはねて町を行く 「谷根千」10人の子育て
『青鞜』の冒険 女が集まって雑誌をつくるということ
彰義隊遺聞
しごと放浪記 自分の仕事を見つけたい人のために(インターナショナル新書)
『五足の靴』をゆく 明治の修学旅行
寺暮らし
その日暮らし
旅暮らし