細川忠利の懇請に、武蔵はついに仕官の決心をした。放浪四十年、熊本を終の栖と定めて、門弟に剣を教え、忠利侯と政道を語り、絵を描くなど平穏な生活が訪れ、由利姫との暮らしも夢みられたが…。好事魔多し、主君忠利が病いの床に。平癒のためには、神仏とも斬り結ばんと武蔵は枕頭で誓う。しかし忠利は逝き、武蔵は再び兵法求道、万里一空の道を歩む。
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【合本版】それからの武蔵(全6巻)
小山勝清
それからの武蔵(一)波浪篇
それからの武蔵(二)山雨篇
それからの武蔵(三)江戸篇
それからの武蔵(四)島原篇
それからの武蔵(六)天命篇