慶長十七年四月、巌流島の決闘は武蔵の一撃の勝利に終った。だが、小次郎の復讐を誓う鴨甚内とおりんは、執拗に武蔵をつけ狙う。折しも九州路はキリシタン弾圧と南蛮人の暗躍で策謀渦巻き、剣風が吹き荒れていた。果てしなく武蔵を襲う剣と短筒。そして彼を慕う美女お孝……仕官の志を棄て、剣一筋の道に己の生きる意味を求める古今無双の剣豪の物語。
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【合本版】それからの武蔵(全6巻)
小山勝清
それからの武蔵(二)山雨篇
それからの武蔵(三)江戸篇
それからの武蔵(四)島原篇
それからの武蔵(五)熊本篇
それからの武蔵(六)天命篇