試合に使う凶器のセンヌキをしみじみと地方のホテルの部屋でテーピング、あるいは、好きな女性に失恋しても耐えてリングで闘わなければならない心の痛み…。怒りを剥きだし、凶獣のようにふるまってもプロレスラーだって生身の体、リングを離れると喜び・哀しみに涙することだってある。作家・夢枕獏がそんな彼らの本音と人生模様を和歌に託して、笑いと涙でキミたちの血を沸かすプロレス本! プロレス好きの必読書。
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神々の山嶺 上
夢枕 獏
神々の山嶺 下
慶応四年のハラキリ
空気枕ぶく先生太平記
聖楽堂酔夢譚
純情漂流
絢爛たる鷺
仕事師たちの哀歌
仰天・平成元年の空手チョップ
仰天・文壇和歌集