【第15回柴田錬三郎賞受賞作】家業の薬売りを手伝うために妻の静佳とともに富山に戻った麻史は、祖父が残した書き付けから「曼荼羅道」の存在を知る。祖父の蓮太郎は戦時中マレー半島に渡り、部族の娘サヤを現地妻としたのだった。現代を生きる麻史と静佳、戦後を乗り越えてきた蓮太郎とサヤ。二組の男女の人生が、やがて「曼荼羅道」で交錯する。圧倒的な迫力と濃密な筆致で描く家族、愛憎、そして性。傑作長編。
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桜雨
坂東眞砂子
ラ・ヴィタ・イタリアーナ
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逢はなくもあやし
くちぬい
朱鳥の陵
快楽の封筒
花の埋葬 24の夢想曲
鬼に喰われた女 今昔千年物語
傀儡
眠る魚
真昼の心中