レーベル名 | kotobaデジタル版 |
---|---|
著者 | コトバ編集室 コトバヘンシュウシツ |
配信開始日 | 2023年03月30日 |
特集 カズオ・イシグロ
現代イギリスを代表する作家カズオ・イシグロ。
長崎で生をうけた彼は、日本、イギリス、中国を舞台にした小説、近未来を描くSF小説など、国家やジャンルを横断して書き続け、2017年にノーベル文学賞を受賞してからも、創作実験を止めることはない。
脚本を担当した映画『生きる LIVING』(黒澤明の名画『生きる』が原作)の日本公開も控えるイシグロの物語世界を徹底的に解読する。
Part1 創作の秘密にせまる
日吉信貴/カズオ・イシグロと「日本人らしさ」――日本語圏の読者に向けたイシグロ入門
中島京子/わたしの好きなカズオ・イシグロ
斎藤兆史/ここはどこ? 「私」は誰?――イシグロの語りのからくり
森川慎也/イシグロの創作術
古川日出男/カズオ・イシグロの不穏さに惹かれて
温 又柔/文学のふるさとをたずねて
助川幸逸郎/『クララとお日さま』が示す「格差」と「分断」への処方箋
戸田 慧/私たちの抵抗と服従――漫画『約束のネバーランド』と小説『わたしを離さないで』
日吉信貴/カズオ・イシグロ作品解説
Part2 広がり続けるイシグロ世界
町山智浩/「カズオ・イシグロが選ぶ一〇本の映画」に作品の源流をさぐる
渡辺 謙/小野益次を演じて――『浮世の画家』と世界のなかの日本
ピーター・バラカン×大森さわこ/なぜ、『LIVING』と『生きる』は傑作なのか?
オリヴァー・ハーマナス/『生きる LIVING』が受け継ぐ七〇年前からの問いかけ
福岡伸一/友愛、対立、断絶――記憶をめぐる物語
大森さわこ/カズオ・イシグロ映画の世界
マーク・ロマネク/映画『わたしを離さないで』は、ラブストーリーだ
後藤正文/『わたしを離さないで』の衝撃――音楽から文学へ、文学から音楽へ
馬飼野元宏/カズオ・イシグロの映像化作品
kotobaの人
吉田鋼太郎/人間のどうしようもなさを感じるために演劇はある
連載
大岡 玲/写真を読む
山下裕二/美を凝視する
宇都宮徹壱/Jリーグ清算~前チェアマンが語る危機の真相~
木村草太/幸福の憲法学
吉田太郎/シン・オーガニック ほんもの有機で環境と健康を取り戻す
嬉野雅道/だから僕らは出会わなければならないのです。
山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪
河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
橋本幸士/物理学者のすごい日常
大澤真幸/我々の死者(を超えて)
阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
阿川佐和子/吾も老の花
おほしんたろう/おほことば
kotobaの森
著者インタビュー/宇野重規『日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す』
マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
大村次郷/悠久のコトバ
町山智浩/映画の台詞
※連載「水野和夫 資本主義の相克」は電子版には収録されていません。
kotoba 2025年夏号
コトバ編集室
kotoba 2022年冬号
コトバ編集室
kotoba 2022年春号
コトバ編集室
kotoba 2022年夏号
コトバ編集室
kotoba 2022年秋号
コトバ編集室
kotoba 2023年冬号
コトバ編集室
kotoba 2023年夏号
コトバ編集室
kotoba 2023年秋号
コトバ編集室
kotoba 2024年冬号
コトバ編集室
kotoba 2024年春号
コトバ編集室
kotoba 2024年夏号
コトバ編集室
kotoba 2024年秋号
コトバ編集室
kotoba 2025年冬号
コトバ編集室
kotoba 2025年春号
コトバ編集室