「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録

センゴハチジュウネンハアルノカホントシンブンノダイガクコウギロク 「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録

レーベル名 集英社e新書
著者 姜尚中/内田 樹/東 浩紀/木村草太/山室信一/上野千鶴子/河村小百合/一色 清
カンサンジュン/ウチダタツル/アズマヒロキ/キムラソウタ/ヤマムロシンイチ/ウエノチズコ/カワムラサユリ/イッシキキヨシ
配信開始日 2016年10月21日

日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻……。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先10年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。【目次】まえがき 姜尚中/第一回 基調講演 一色 清×姜尚中/第二回 比較敗戦論 敗戦国の物語について 内田 樹/第三回 本と新聞と大学は生き残れるか 東 浩紀/第四回 集団的自衛権問題とは何だったのか 憲法学からの分析 木村草太/第五回 戦後が戦前に転じるとき 顧みて明日を考える 山室信一/第六回 戦後日本の下半身 そして子どもが生まれなくなった 上野千鶴子/第七回 この国の財政・経済のこれから 河村小百合/第八回 総括講演 姜尚中×一色 清/あとがき 一色 清

電子書店で購入する