龍は落陽を咬む

リュウハラクヨウヲカム 龍は落陽を咬む

レーベル名 集英社eコバルト文庫
著者 真堂 樹
シンドウタツキ
イラスト 浅見 侑 アサミユウ
配信開始日 2011年07月01日

本土から戻ったマクシミリアンは、即座に街じゅうに触書を出した。花路(ホワルー)、龍江街(ロンチャンチエ)、大船主組合の全てを追い落とすかのようなその内容に、街は騒然となった。方々から『白龍(バイロン)』排斥の声があがり、一触即発の空気が漂う。それを裏で煽動しているのは、白龍転覆を目論む東州茶房主人こと月亮 (ユエリャン)だった。そしてついに、「花路が大龍(ターロン)の子を擁している」という決定的な噂が流されはじめて…。

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