神依姫候補として聖堂で暮らすキーリア。目下の悩みはお祭りのための服を新調できないことだが、かわらず元気に暮らしている。しかし、ロトリックへの気持ちが恋だと気づき、なんの力もない自分に彼を縛りつけてよいのか、キーリアは悩みはじめていた。そんな時、街ではまた不審火が続き、犯人はあの人物ではないかと噂がたち……? 孤独だった少女と騎士の、愛と絆の物語。涙の完結編。
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灰かぶり猫と半月の騎士
汐月 遥
灰かぶり猫と半月の騎士 過去からの手紙