天才的な推理力を持つ引きこもりマッチョの清田夏輝と宅飲み仲間になった小金井晴太は、大学の会報誌の中に奇妙な手記を発見する。三十年近く前に鹿児島を襲った水害について、十八歳になる学生がその場にいたかのように仔細に綴っていたのだ。違和感を覚えた晴太は、夏輝に事情を話すと!? 安楽椅子探偵が料理を振る舞いつつ、どんな謎も見事に解決。個性的なキャラクターが大活躍の青春小説。
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宅飲み探偵のかごんま交友録
冨森 駿