享保年間、江戸は禄を求める浪人であふれていた。版木職人・小田丸弥介は、深川界隈の浪人がひとり、またひとりと姿を消していることに気づく。浪人同士の斬り合いが、何者かの意志のもとで行われているらしい。かつては“人斬り”と異名をとった弥介も、百造と名乗る謎の男から浪人を斬るよう強要されるが…。
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金沢発寝台特急「北陸」13分の殺意
峰 隆一郎
人斬り弥介その二 平三郎の首
人斬り弥介その三 暗鬼の剣
人斬り弥介その四 修羅が疾る
人斬り弥介その五 斬刃